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![]() ![]() 今回のお話は、短い日程ながらアップしたいネタが満載、なので2回に分けさせて頂きました。今回は魚中心で行きます。 さて、寝台車はもう何年、いや何十年乗っていなかったか、久しぶりに心地よい列車の揺れとレールの音、睡魔に誘われあっという間に早朝の金沢に到着。所要時間約7時間ほど。 ![]() ![]() 金沢一の繁華街片町の一角にあるホテルに荷物を置かせてもらい先ずは朝ご飯という事で早朝から営業している近江市場の「いきいき亭」へ。このお店はかなり有名らしく食べ物関連のブログには常連です。 7時半には着いたのに(7時からの営業)既に狭い店内は満席、しかもお店の外には3組のお客さんが並んでいます。これは期待出来そうとワクワク。 ようやく順番になって店内へ。カウンターだけのお店で厨房にはおじいちゃんと若い板前さんが忙しく仕事をしています。 私のオーダーは「いきいき亭丼」¥1800 おじいちゃん板さんがどんぶりに入った酢飯をこちらに見せて「ご飯はこれくらいでいいですか?」と聞いてくださいます。優しいお店ににっこりしました。ご飯はそのままの量で十分。 さて出て来たどんぶりのすばらしい事!丼からネタがこぼれそうです。 この日乗っていたネタはなんと18種類(だと思う)その多くが地の魚のようです。 手前から右回りに ●イクラ ●ガスエビ(北陸名産のエビで、甘エビのように甘く身はしっかりしています) ●バイ貝 ●鰻の蒲焼き(こちらの鰻は江戸前のように蒸篭で蒸さないタイプ、なので炭火の香ばしさがたまりません。目の前のお店で炭火で焼きたてのもの、ふんわりタイプに慣れた関東人には新鮮です) ●ズワイ ●紅ズワイ ●甘エビ ●卵焼き ●なめら(これは石川地方の名前で標準和名はキジハタですね、これも高級魚です) ●水蛸 ●ノドグロ(標準和名は赤ムツ、やや深海性の小魚。金沢では「白身のトロ」と言われ超高級魚として扱われています、が、ずっと以前はそう騒がれなかったように思います。やはり漁獲量が・・・なのでしょうかね?) ●マグロ(多分メジだと思います) ●タイ ●中トロ(多分これもメジですね) ●多分カナガシラ ●中に入って「ウニ」(紫ウニ) ●がんど(これも金沢地方の呼び方で、関東だとワラサですね。ブリになる一つ前です)余談ですが石川地方ではブリの呼び名はこぞくら→ふくらぎ→がんど→ぶりです。これが関東ですとワカシ→イナダ→ワラサ→ブリです。関西に行くとツバス→ハマチ→メジロ→ブリ。 ●ミソの詰まったズワイの甲羅 オマケは金沢らしくガスエビに散らされた金箔です! ![]() 東京辺りで海鮮丼と言っても江戸前の魚でこの種類は無理でしょうね、しかも青山辺りの内装だけきれいで魚の名前も知らないような店員が作るものじゃかなう訳ありません。 丼の下は奥さんが注文したノドグロの握り、さすがにこちらは小振りな握りですが口に広がる上品な脂は堪えられない美味しさです! いきいき亭 そして近江町市場を散策。特筆したいのはやっぱり魚介類、中でもカニ(越前蟹)は当然ですけど圧倒的な量でビックリです。 そしてノドグロ、どちらも決してお手頃とは言えないお値段ですが鮮度のいいこれらは東京、特に私の住んでいる渋谷区より3割ほど安いと思います。 ただ、地方と言えどお野菜の値段はあまり安くはなかったように感じます。やはり雪国、冬の生鮮野菜はほかの地域からのものになってしまうのでしょう。 ![]() 翌日市の中心からバスに乗って約40分。もうホントに港に隣接の市場でした。 ![]() 市場の中に入ると思ったほどの広さではなく、全店舗をざっと見て回るのも10分くらいで済んでしまうのですが、やはり漁港直結の魚市場だけあります。それぞれのお店にはまだ飛び跳ねているガスエビや氷の海水のなかで跳ね回る大サバなど見ていて飽きません。 じっくりと各店舗を見て回り真子の入っていそうな3キロほどの大きな鱈、1キロほどの真鯛、20匹ほどのハタハタ、甘エビを購入。自宅に送ってもらう事にして今度は干物、乾物のお店に突撃。 そこで豆アジの干物(量が面白いです、重さじゃなくて一升升に山盛りで¥350、おまけにガバッと一握り袋に入れてくれます、地方の市場ってこう言う所がいいんだよな〜) ニギスとハタハタの干物を20匹ほどを買い込み、鯵とこれは持って帰る事に。 受け取ると「持って帰るの?じゃあ保冷剤入れてあげよう」と、親切なのです。 帰りはバスがないのでタクシーに来てもらって駅まで、車中運転手さんと魚の話をひとしきりしたんですが、彼の言うには魚介の中でも一番臭いのは「カニ」だそうです。「カニを食べて来たお客さんが乗るとすぐわかります」そ〜〜なんだ、これから気をつけましょう。 ![]() ふらりと入ったお店、実はここテレビチャンピオン寿司職人に出られたお店だそうで、カウンターだけの小さな店でしたが出て来た握りのおいしい事! 鯵、鮪、鯣烏賊、雲丹、穴子、喉黒、甘海老、白海老、卵、サーモンとイクラの親子握り。 このネタの中で江戸前で揃うものは半分ほどですね、鮮度も良く駅中の寿司屋と言えど侮れません。 添えられた椀は甘海老の頭と海苔のみそ汁、出汁は炒子のようでした。 金沢まいもん寿司 帰りの列車は越後湯沢まで急行、そこから東京まで新幹線で帰って来ました。 こんな感じで北陸金沢の魚満喫の旅の巻きでした〜(つづく)
by nanatakahashi
| 2010-03-09 18:13
| Foods
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